神前結婚式の場合、挙式が終了した後に、双方の親族紹介をします。挙式場で引き続き行う場合もありますが、挙式がすんで、両家の控え室が同じ部屋になったところで紹介することもあります。いずれの場合も、親族紹介は媒酌人が音頭をとって紹介の糸口をつくります。媒酌人が両親族を紹介してもいいのですが、両家の人たちの続柄を十分に知っている媒酌人は少ないですから、両家の父親が紹介するのがふつうです。最初に新郎側を、次に新婦側を紹介するようにします。披露宴のあいさつでは、挙式の報告と新郎新婦の紹介、引き立てが趣旨になる「媒酌人のあいさつ」は、簡単な自己紹介をした後、滞りなく挙式がすみ、新夫婦が誕生したことを列席者に報告するのが重要な役目です。続いて新郎新婦の紹介に入ります。ここでは、新郎と新婦の人柄や経歴、趣味などを述べますが、あまり長くならないように、せいぜい5分以内にまとめた簡潔なスピーチをします。このときにだいじなことは、どちらか一方だけを詳しく紹介することのないように、バランスをとることです。締めくくりは、新郎新婦に対する今後の指導を願うことばで結びます。