ここ数年、インターネットの利用者が急増している。メカトーフの法則から言えば、今後も利用者は幾何級数的に増えつづける。これまで以上に、トラフィックへ目を向けなければならない。インターネットの使い方は、テレコムキャリア(「情報を運ぶ」電気通信事業者の意)の事業にとって雲泥の差をもたらす。いまのネットというのは画像情報と文字情報が中心だ。それらのデータを送受信するいわば土管の部分が、電話線や光ファイバーである。この土管が太くなれば、その中に流すことのできるデータの容量は大きくなり、速度も増す。こうなると、今度は映像を見ながら別のやり取りをするということも可能になってくる。2本、3本の映像をまったく違うところから同時に送受信することもできるだろう。現在のインターネットは、技術的に完成の域に入りつつある。これからは、そこへ何を取り込めるかがカギとなってくる。土管の太さが取り込めるものを制約しているのがいまの状況だ。