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エイジングケア化粧品への配合量の上限は0.2%

小顔ブームの先駆けとなった資生堂の美容液ロスタロットフェースラインエフェクターは、200万個を売り上げ、ヒット商品となりました。以後、各メーカーから、ひきしめ成分を配合した美容液やファンデーションなどが続々と発売されています。資生堂ロスタロットフェースラインエフェクター55g5000円表示されている、かぶれを起こしやすい成分は、4品目です。酢酸トコフェロール(酸化防止剤)パラベン(殺菌防腐剤)エデト酸塩(金属イオン封鎖剤)香料ひきしめ成分として配合されているのはカフェインです。お茶の葉に1〜5%、コーヒー豆に0.8〜1.8%含まれるおなじみのものですが、実は中枢神経を興奮させる劇薬。厚生省は、エイジングケア化粧品への配合量の上限を0.2%(カフェインを80度に加熱して水を含まないようにした無水カフェイン)としています。医薬品として一回0.1〜0.3グラム、眠気、偏頭痛、心臓病、狭心症などに用いられてきました。

[Pick Up]
エイジングケアについて
http://www.pola.co.jp/agingcare/

成人の致死量は体重1キロあたり10グラム前後で、1グラム以上与えると副作用が現れます。微量の毒性もよく知られ、コーヒーを飲みすぎると、消化不良、頭痛、不眠、手足のふるえ、神経痛、感覚異常、便秘が報告されています。この美容液一回の使用量は0.6グラムとされ、カフェインは0.0012グラムと微量。とはいえ、妊娠中や授乳中の女性、胃潰瘍や心臓疾患、カフェインに弱い人は、やめたほうがよさそうです。実際に使ってみると、ヒヤッとします。使用したのが一月だったためかもしれませんが、いつまでもスースーして寒気がするほど。清涼感を与える物質が使われていることがよくわかります。この「ヒヤッ」「スースー」の使用感にだまされているだけでしょう。売場には使用前・使用後の女性の写真が飾ってあって、その写真で見るかぎりはホントに小顔になっていました。しかし、この美容液は、医薬品ではなく、医薬部外品でもありません。それなのに、こんなに「効果」をうたっていいのでしょうか。厚生省サン、公正取引委員会サン、しっかりしてください。消費者も、ホントを見分ける力が試される時代ですね。